髭男とハライチの岩井
僕には日本のバンド、特にインディーズが好きな友人がいる。彼はネタツイッタラーとしても活動していて、今日もTwitterのどこかでネタツイを懸命につぶやいてるはず。
そんな彼とofficial髭男dismの話になった。
僕は髭男のことは好きだ。というより、まあ普通に好き。食べ物で言うと、カレーとか豚の生姜焼きみたいな、そういう感じだ。周りの人もみんな好きだし。
だから彼が髭男のことを嫌いだ、と言ったとき、
と思った。好きでもないよって人は居ても、嫌いって人は居ないでしょ。なんせカレーだ。
どうせ天邪鬼なことを言うだろうなと思いながら、理由を聞いた。
「メジャーデビューする前から聞いてたことあるけど、あんなんじゃなかった。どうせこういうのが好きなんだろ?こういうのが売れる音楽なんだろ?って分かっててやってるのがきしょい。」
思いの外に理由がちゃんとしていたので、納得してしまった。確かに音楽には売れるコード進行やウケるフレーズがある。それを意識的に使っているのが見え見えだと、音楽好きの彼としては冷めるだろう。
テレビでも売れる法則・バズる法則はいくつかあると思う。例えばEXITみたいに一見斬新だけどネタの構成はベタとか。
お笑いドリームマッチでハライチ岩井さんが塩の魔人のネタを、バズる宣言した上でバズらせていた。ただ岩井さんはこれまで「お前らがお茶の間に媚びた、お笑い風の、自分を騙しても売れるタレントをしてたこと、忘れねえからな。」と毒付いていた。媚びたお笑いを冷めた目で見てきただけに、世間はこういうのが好きなんだろ?バズろうと思えばバズれるんだよバーカ、と言われてる気がせんでもないな、とネタを見ながら感じた。
あと、そういう事を言っていた岩井さんが媚びたネタをしている時の、澤部さんの苦々しい顔が個人的にすごくおもしろかった。早くゴッドタンとかでドリームマッチのネタの話してくれないかなぁ。